イーサリアム次期大型アップデート「ベルリン」をざっくりと解説?
延期の理由
次期大型アップデートの「ベルリン」は元々2020年7月の実行予定でした。
しかし、セキュリティの関連の問題により延期されていました。
今回の大型アップデートの内容は
大まかに5つ。
アップデートの内容
EIP-2565:ModExp Gas Cost(プリコンパイルにおけるガス代の定義)
EIP-2315:Simple Subroutines for the EVM(EVMのシンプルサブルーチン)
EIP-2929:Gas cost increases for state access opcodes(State Accessオペコードにおけるガス代の増加)
EIP-2718:Typed Transaction Envelope(将来的な新しいトランザクションタイプを定義)
EIP-2930:Optional access lists(オプションのアクセスリスト)
イーサリアム1.0に対応しているクライアントのうち、Besu、Nethermind、OpenEthereumが上記全てのEIPに対応、GethがEIP-2930以外のEIPに対応する。
ざっくりと
- イーサリアムで色々するための手数料(ガス)の計算を式をもっといい感じにするよ!
- セキュリティ強くするよ!
- 一部動作の手数料を高くするよ!
- 新しい取引の形式が増えるよ!
- 取引リストみたいなの増やすよ!リスト外からもアクセスできるけど手数料高くするよ!
ざっくりと説明したつもりですが私自身も理解できていない部分が多く微妙な感じに…
実装の詳細日程は近日発表デスネ。
まあ投機目的で取引している方にはほとんど影響はなさそうです。
しかし、最近ですとネムの様にアップデートが入ったあとに急騰を後押しするケースも無きにしもあらず…
イーサリアムには昔から根強いファンがいますが、最近はパンケーキ職人も続々増えてきて、イーサリアムの人気が徐々に上がっているように感じます。
イーサリアムの技術面が理解できなくても、アップデートの日程チェックは重要です!
(私は理解できていません👍)
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